高校生クオリティ高すぎ。小林市の新PR動画は47人のプランナー企画
まずはこちらの動画をご覧ください。 道に迷った青年の前に現れたのは、ちょっと顔が濃いめな神様。助かったと青年が喜んだのもつかの間、 神様がまるで暗号のような奇妙な言葉をしゃべり出します。 一体何を喋っているの!?
最後まで動画を見ていただくと、 神様の話し方にピンときた方もいるのでは。 そう…実はこの動画、今年8月に公開されるやいなや130万再生の爆発的ヒットを記録した、 宮崎県 小林市 制作による PR 動画の第2弾なんです。
参考記事:思わず2度見。フランス人による小林市の移住動画に誰もがだまされる
宮崎県小林市が12/18に公開したこちらの動画「宮崎県小林市 市民応援PRムービー“山奥”篇(30秒)」には内容のユニークさはもちろんのこと、 もう一つ注目していただきたい点があるんです。
それはこの動画が、 地元・ 小林市 の高校生の手によって制作されたということ。
CMプランナーは高校生!?
フランス語に聞こえる地元の方言・西諸弁を逆手に取り、8月に公開した動画だけでなく、西諸弁ポスターなどでも展開されたプロジェクト「ンダモシタン小林」で、一躍全国区の知名度を獲得した 小林市 。
4本構成で予定していた動画企画の第2弾として、今回はなんと、地元高校生とのワークショップを通してCMを制作し、地上波でオンエアするという大胆な企画にチャレンジ。
地元の高校生47人が約3ヶ月間にわたり、プロのCMプランナーから基本的なCMの企画方法や、メッセージの届け方、演出方法を学びました。 そして「市民・出身者の応援」をテーマに高校生が自由な発想で 小林市 のモチーフを探します。
方言以外にも、チョウザメなどのご当地グルメ、日本一に輝いた星空などたくさんの 小林市 の魅力が出た中で、思い思いの企画をコンテにおとしていきます。